メラノーマの発生

メラノーマが皮膚に発生する場合、多くは扁平上皮基底層に存在するメラノサイトが前癌病変である母斑を形成し、水平増殖期、垂直増殖期を経て転移を起こすという段階的な悪性化モデルが考えられています。各段階においてある特定の遺伝子が関与している可能性が示唆されています。

主な発生部位

●皮膚
●眼窩(眼球を入れる顔面骨のくぼみのことです。)
●口腔粘膜上皮( 口腔内の粘膜細胞で、体内で最も新陳代謝が活発なところです。)

日本におけるメラノーマの発生数は人口10万人あたり1.5〜2人くらいと言われ、年間1500人〜2000人くらい発生していると推測されています。欧米では人口10万人あたり10数人以上の発生と言われ、オーストラリアでは人口10万人あたり20数人以上の発生で世界一発生数が高いと言われています。それだけに欧米やオーストラリアの人々はメラノーマに関心を持ち、メラノーマの発生に注意をしています。また、驚くことに外国でも日本でもメラノーマの発生は年々増加傾向が認められています。

最近の調査では、日本におけるこの病気による年間死亡者数は450人前後もいます。