返済期間をどう設定するか

【1】返済期間の違いで返済総額はどうかわるか

住宅ローンの返済は、サラリーマンなら定年退職時に完了させたいものですね。60歳定年とすると、40歳でかりた人は20年返済、35歳なら25年、45歳なら15年です。

自営業の人は定年はありませんが、自分が働けなくなるまでが目安でしょう。

なぜ定年時を返済完了の目安にするかというと、昭和24年4月生まれ以降の人は、厚生年金の全支給額は65歳からになります(それ以前は半額程度もらえる)。したがって、一般的に収入の少なくなる定年時にローンを支払い終わらなくてと生活が苦しくまります。

返済総額は、返済期間が短ければ短いほど少なくなりますが、年(月)のあたりの返済額は多くなります。逆に返済期間は長いほど返済総額は多く、年(月)返済額は少なくて済みます。

このようにできるだけ短期間で払い終わるのが理想ですが、年間の負担を軽くしてラクに返えそうと思ったら、返済期間を長くするほうが良いです。

それは、返済期間の違いで返済総額、年返済額はどう変わるのでしょうか。

「固定金利3.15%、3100万円の借り入れ」というケースを基本とします。

@25年返済の場合
25年返済の場合は、3100万円借りると、総額4525万円返済しなければなりません。年返済額は181.1万円で、バボーナス併用なら、毎月7.5万円、ボーナス時45万円の返済です 。

A20年返済の場合
20年返済の場合は、同じく3100万円を借りた場合、返済総額4226万円、返済額は211.3万円で、毎月8.8万円、ボーナス時約53万円となります。25年返済の場合に比べて月1.3万円、ボーナス時8万円増額です。

このように返済期間が長くなれば、年間の返済額は減り、一回のあたりのローン負担は軽くなるいっぽう、返済総額は増えます。